|
|
|
翁草
|
作詞 ICHI |
|
真っ白な大地
降り積もる雪は、僕には冷たすぎて
たった1つの花びらが舞い落ちただけで
僕の心は簡単に壊れてしまう
僕がどんなに頑張っても
君を振り向かせることさえできない事なんて知っている
だけどこれだけは伝えておきたい
「愛してる」ただそれだけ
どれだけ君の事を愛しく思ったんだろう
向こうの君が微笑む姿が、僕には悲しすぎて
「好き」だと伝えられない悔しさが
この胸からあふれそうで怖かった
僕がどんなに手を伸ばしても
君に届かない事なんて知っている
ただ永遠に手を伸ばしていれば
誰かが掴んでくれるだろうと
そう思っていた
君のさりげない優しさが
僕の心を揺れ動かせて
諦めきれない僕を
君が知ってるようにさえ感じた
君がどんなに幸せな笑みを浮かべていても
僕が心から笑えないことなんか知っている
だからもう離さなくちゃね
君が今まで支えてくれていたこの手を
居場所がなくなった僕の手が
一人小さく震えていた
君のぬくもりだけを残して
あの『光』だけを残して
|
|
|