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木々の梢は騒めいて
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作詞 D-BOS |
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あと一歩 もう一歩
越えた一線
いつも願っていた 意識下のドス黒い感情
≪周りよりも一歩先を行く存在≫
遺伝子レベルの エゴイズムだけ渦巻く
≪本当の愛なんてこの世にあるのだろうか≫
もうガキじゃないんだよ
鎖なんかないんだよ
罵詈雑言なんて聴きたくないと
鼓膜を破いた刹那 一片の風
あと一歩 もう一歩
体重ねればもっと大人に
早く成れるんだと思ってた
息ができない 呼吸できない
無重力空間の最果てに
残されたのは 夜露に濡れた梢の騒めき
叶えた繋がり メッキ塗装の絆
≪コア&コアの核融合が弾き出す≫
にたにた鈍い艶 クライシスの常に死角へ
≪本当の愛があろうと意味を持てないだろう≫
もうガキじゃないんだよ
首輪なんかないんだよ
相思相愛の誓い信じようと
唇重ねた刹那 一片の風
あと一歩 もう一歩
狂おしく咲く花びらはまだ
他人の味など知らなかった
飛沫が流る 泡沫が散る
開放された緋海の真ん中に
残されたのは 樹液が舞う梢の騒めき
もう鳴らないのかな
君専用の着信音
守るべきものを傷つけて
小さなプライドだけ守って
あと一歩 もう一歩
先の未来を開くことが
できていたとしたら
今とは違う 今と異なる
平行世界のこの場所で
本当の愛 語り合えた梢の囁き
あと一歩 もう一歩
越えた一線 刺さる一閃
子供の背伸びだってわかってた
生きていたくない 死んでしまいたい
悲哀自嘲劇の終焉に
残されたのは イドが照らす梢の騒めき
今になって気付くんだ
君が好きだってこと
本当に愛していたこと
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