|
|
|
華
|
作詞 D-BOS |
|
ある夏の日、少女達は空を見ていた。
「私はあの華が好き。あの華は人をを笑わせてくれるから。」
「私はあの華が嫌い。あの華は人を泣かせてしまうから。」
「好きだからもっと好きになれるように私は調べ続ける。」
「嫌いだからどこがいいのか知るために私は調べ続ける。」
空は見ていた
少女達の大人になる日々を
空は感じていた
彼女達の華への想いを
数年後、彼女達は同じ場所にいた。
「私はあの華が好き。だから私も華を作りたい。」
「私はあの華が嫌い。だから自分で華を作りたい。」
「あなたはなんで華が嫌いなの? 空自体が嫌いなの?」
「あなたはなんで華が好きなの? 空は好きじゃないの?」
空は見ていた
彼女達が華を作る日々を
空は感じていた
それが最高の華になることを
ある夏の日も、少女達は同じ場所にいた。
「小さいとき、私は泣いていた。笑ってる子の後ろには華が輝いてた。」
「小さいとき、泣いてる子がいた。きっと華が怖かったんだろう。」
「そのとき、私は『華は人を笑わせる』と思った。」
「そのとき、私は『華は人を泣かせる』と思った。」
空は見ていた
2つの重いが詰まった華を
穏らぎの色 胸躍る音
焔を纏いただ一瞬だけ
空は感じていた
2つの重いが詰まった華を
まだ空には届かないけど
遥か高くまで思いは届いてるよ
|
|
|