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Space time
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作詞 СЯЁА☆ |
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街のはずれに佇んでいる桜の樹
幼き日に見た景色がそこに広がっていた
花びら舞い散る中でそっと耳を澄ませば
聴こえてくるシャッター音
君は不機嫌そうな顔をしながらも
僕のわがままに付き合ってくれた
逃げ出す機会はいくらでもあったのに
敢えてそれをしなかったのは君の優しさかな
遠い昔のことでした
君と最も近いこの場所で
形ある思い出をひとつ作りました
忘れることのないようにと
永遠に続けば良いと願ったあの頃
何一つとして恐れる事なんてなかった
だけど失ってから気付く心の痛みを
君は知っていたのかもしれない
季節が幾度となく巡っても
あの時の事は今でも鮮明に覚えている
思い返せばまるで昨日のことのようにね
目の前には桜の樹 隣に君の姿は無い
ひとつの影が揺らいだ
この樹は様々な人の想いを
見届けてきたんだろう
悲しみや喜び 出会いそして別れを
遠い昔のことでした
君と最も近いこの場所で
形ある思い出をひとつ作りました
忘れることのないようにと
手元に残されたのは数枚の写真
花びら舞い散る中に君が写っている
まるで時間だけを切り取ったかのように...
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