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赤い僕、空に向かって
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作詞 5243 |
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真っ赤な体を揺らしながら
この風に乗って遠くまで飛んでいくよ
今まで起きた出来事を
離れてく街並 見つめながら
少しずつ思い出していた
横を飛び去る鳥達に 変な目で見られても
そっちには何もないと言われても
僕は風に身を任せて飛ぶしかないんだ
雲をすり抜けた先には
僕と同じ色した太陽が待っていた
どこに行くの?一緒に行こうと誘われても
僕には何も出来なくて 遠ざかる太陽に別れを告げた
そんな僕に太陽もあきれたのか
雲の下に姿を隠した
空には星が輝きだした
僕もあそこまでいけるのかな
そう思ったとき体の力が抜けてきた
あと少しで届きそうなのに
ゆっくりと降りていく途中
あの街の明かりが遠くに見えた
ずいぶん遠くまで来たんだな
でももう疲れちゃったよ
眠りについた僕を 静かに波が運んでいった
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