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かごの中の愛しい鳥
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作詞 名架 |
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俺は
あいつを
開放してやった。
あいつの心には
俺なんか
いなかったから…
“別にあんな奴が
いなくなっても
俺は大丈夫さ”
なーんて
強がっていても、
本当は
ただただ虚しくて。
この綺麗な夜景の下で
見知らぬ奴等は
イチャイチャしながら
歩いてるのに。
なぜ俺だけが、
1人なのかが
わからなくて。
…あいつの
香りや体温が
俺の部屋
俺の服
俺のベッド
俺の中
いろんな所に
まだ残っている。
むかつく程に。
だから
まだあいつが
この部屋に
いるように思えて。
混乱して…
この判断が
正しいのかだけは
わかっているのに、
気付かないふりをした。
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