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つながった雪
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作詞 ヤスミン |
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夜明け前から 降り出した雪
白い 静寂(しじま)を 敷き詰めてゆく
まだ誰も歩いていない 空き地を過ぎる
最初の足跡 ハシャぎたいけど
もうスーツの似合う僕は
きょうも革靴はいている
そっと道端の雪を踏む
何かを失ったような気がする
物わかりのいいようなフリをしている
だけど
大切な『キミ』を傷つけるのは
無邪気な頃と 変わらない
きっと明日には 太陽に雪
溶けて 流れて 空にかえる
それは雲 やがて新たな結晶になる
過去は ここにも 先にもないから
重ねる時間に ときに 切なく
今日から明日を歩くしかない
そっと道端の 春を摘む
失ったものなど無いかもしれない
ただ形をかえて 色をかえて
だから
必要な『キミ』に今すぐ触れたい
無邪気な頃と変わらない
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