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ドロップ ドロップ ドロップ
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作詞 何処 |
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真夜中起きあがれば捨てたはずの良心枕元に一つ
不思議な事もあると拾い上げて足元へ叩きつけた
包装紙に包まれたままのレモンドロップ
起き抜けに染み出す酸っぱさ 噛み砕けない薄皮一枚
外は未だに黒いけど僕の靴は真っ白のまま
街灯はフィラメントが切れて そしらぬ顔して僕を見逃す
僕はまだ蛹にすらなれない
君の足元に咲く菜の花 それにしがみついてる
きっと世界は僕を振り落とすのだろう
落ちる空 ドロップ ドロップ ドロップ
錆びた柵蹴りとばして色のない土手一人駆け上がってみた
虚構で生き延びてる世界だけど綺麗なものが見たい
瓶の底で歪んでいた僕はエスカルゴ
殻の中覗いた夕景 黄色紅色赤色全てだ
アスファルトの上のろのろとスローペースで歩いていく
住処は持って行くことにした 誰かに会えるまで僕は進むよ
殻を脱ぎ捨てるようなことはない
砂を噛むように生きる雀 それに憧れている
だけど世界は僕を捨てていくのかな
穴の底 ドロップ ドロップ ドロップ
いつかの夜 夕景思い出して
独り寂しそうに啼く恋情 君を愛してやる
そしたら世界はきっとすべては僕を
沈む空 ドロップ ドロップ ドロップ
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