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トランキライザー
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作詞 何処 |
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この世界である限りどこにでも日は昇るだろう
きっと君の頭上にも光り輝くんだろう
戯れる高層ビル群の中で
もがく君の頭上にも光り輝くんだろう
この世界から逃げられない限り僕は謳うだろう
全て知ったような振りをして謳うだろう
チューブで繋がった箱庭の中で
ざわめく0と1に向かって謳うだろう
僕らには先もない後もない居場所だってない
足元を喰らう闇 どうかそのまま飲み込んでくれ
崩壊に向けて走り出した世界を
止められない僕の無能を嘲笑ってくれ
蛍光色に光る画面に映る僕君は泣いていたっけ
そんな事も知らないで僕は黙り込み続ける
探すべきものを忘れていく時間の
過ちも知らないで僕は黙り込み続ける
僕らには先がある夢がある希望だってあったよ
手の先に無垢の白 どうかそのまま笑っていてくれ
意味不明な理屈並べたてる僕を
見捨てないでそこで待っていて欲しいんだよ
雨の匂い 広がる大地 染みる赤 僕は嘆いている
火薬の香り 整えられた鉄 僕はただ それを見ている
何が本当? これは真実? どうあるべきだなんて決まってないけれど
唯一つだけ 分かっているんだ 僕はこんな世界を認められないよ
僕らには先もない後もない居場所だってない
赤と白 カプセル薬 焦燥にかられない人はいないだろう
ガラスのコップ捨てて僕は現実(いま)に絶望
夢は持ってたけれどもうどこかへやってしまったらしい
僕らには先がある夢がある希望だってあったよ
手の先に無垢の白 どうかそのまま笑っていてくれ
意味不明な理屈並べ立てる僕を
見捨てないでそこで待っていて欲しいんだよ
忘れた何か もう一度拾うよ
トランキライザー 捨てて走り出す
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