|
|
|
「灰時間の原色」
|
作詞 souzou |
|
10カラットが散歩する暗闇で 夜雨に揺れてキラっと閃く
夜光虫がやってきて光は黒く覆われる
冷めた液体が右脳に静けさを与えて
喉の奥に詰った異物を 取り除くため声を出す
流れる時間に 呼吸を整えず
広がる世界に 瞼を閉じずに
裸のわたしは笑顔でおはよう
輝く昼下がりは太陽に敗けて 上々の気分が血液を流れ出す
新しい黄緑が透明な形を彩る
冷めた液体が左脳に静けさを与えて
先端で触れる突風を 全身に浴びるため前に歩く
混じる呼吸に 足音を止めず
溢れる言葉に 涙を溜めずに
裸のわたしは昨日を越えていく
|
|
|