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「後ろ姿」
作詞 souzou
僕はまだ冬のほんとうの寒さを知らない
ただ夏に降る雪も 蒸し暑い中でかじかんだ指先も僕は知っている
そんな時は必ずといって何かに浸っているときで
ぼくの気持ちに機械の音が入れない場所なんだ


トンネルの向こうにいる僕が
君の後ろ姿に向けて手紙を書くことが出来るのも
きっと今は春だからだよ
本当は1月でも暖かいときにしかこんなこと出来ない
季節は心のなかにあるから 
鉛筆さえ持てないときもあるし 凍りついて動けない昼もある
ただこうして手紙を書いていることって ぼくの気持ちが温かい証拠
急に思い出したけど 誰に手紙を書いているんだろう
こんなことを思うってことは そろそろこの時間も終わるんだろうな


ただ今は不思議と触れているものに敏感で
少し冬の寒さを知ることが出来そう
だけど僕は知りたくない
1月の寒さも8月の暑さも
感じることが出来るのは心の季節だけでいいんだ
今は春 それだけでいいんだ
またいつか訪れる冬 その瞬間は急激にくるだろう
だけど冬支度はしないで春を楽しもうと思うよ


またいつか誰かに向けて手紙を書くよ
顔の見えない君に向けて 
男女の区別のつかない後ろ姿に 手紙を書くよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 「後ろ姿」
公開日 2008/03/09
ジャンル その他
カテゴリ その他
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