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「粘粘」
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作詞 souzou |
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すぐにクシャクシャ放り投げた分身を
届いてくれと嘆くのだろう
他と一緒にまぜた燃えるゴミ袋は
縛って遠い場所へ行くのだろう
だけど決まって捨てられず
執着腐ってハエが湧いても放置する
コーヒー流した胃袋に 混ぜた砂糖の甘味はね
自然と微笑む顔のせいで 暗闇のマジックミラー
埃かぶったキラなんて 嘘っぱちの幻影さ
綺麗に見えているのは曇った今の自分のせい
納豆とスティックノリを混ぜたような僕だけど
これでも少しは流れているんだ
何枚目で笑えるなんて分からないから
思い乗せて書きなぐれ紙の文字
影踏みして前でることはもうないから
先頭切り込めば目立つ影はないさ
自分から遠い自分は影だって気付いた昇天の真下
目玉の太陽なんて たまにしか光らないけど
月明かりの反射でも十分見えるから
へばりついたチューインガムを頭髪に馴染ませて
痛みとベタつきで生きて行くんだ
納豆とスティックノリを混ぜたような僕だけど
これでも少しは流れているんだ
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