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静大なラストカット
作詞 souzou
名前は知らない 異性であることはわかる
それは容姿から受けたものではなく 鼻腔をくすぐる風がおしえてくれた


エンドロールが流れ 幕が閉じ 動き出す人々
ここに黄色い影はなく もっとも居心地が良い場所


落ち着くときに聴くテクノとクラシックほど風景浮かぶ時はなく
味わいを最大限に広げることが出来る


好気心に背く餓鬼に接近する宇宙は
雨中に潜む涙の大粒キャンディーに類似し
覆い被さる格好という外見が全てだと思う迷路に入り込む


血を視るときの震えはどこに居ても始まり
過去になっても想像で震える


全身心で極める淵に死を越えてもあり得る希望を
不快感に訪れる黒いマントは静かとおもわれたベットの上で置き
見違える近未来をフィクションのなかで置き換える


性が与えた計り得ない幻を冷めた視線を送ることを禁じることで
会議にピリオドを打つ しかし
それを消しゴムで消しては書きを繰り返し
破れる紙心は青いこと限り無し


二次元に没頭する四角形の薄さが安易な安心感を齎し
満腹な嘘を脳に示す


人間法停止機が発明された
共鳴と歓喜に湧き 飲み水のように流れ 
永遠であると思わせ 矛盾の空に道化師と化した



僕らに静大なラストカットを

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歌詞タイトル 静大なラストカット
公開日 2008/02/10
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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