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「春を売った女」
作詞 souzou
春を売った私は何も感じない振りをして 口直しにキャンディーをしゃぶる
春を売った私は何も感じない振りをして キラキラした街を歩く

キラキラした街は地獄だった そんな中で春を売ったの
皆が欲しがる紙 私も欲しくて 売れるものは全部売ったの
今しかない 今しかなかったの
どうでもいい 世界にも何も期待してなんていないの
ただ見知らぬ人の汗を 声を 体内に伝わる鼓動を 熱を 冷たい温もりを

春を売った私は何も感じない振りをして 薄ぐらい部屋に二人
春を売った私は何も感じない振りをして 貴男のリズムに乗る

貴男のリズムは私が欲しがる紙をくれる だから私は目をつぶって春を売ったの
夜更けから夜明けの間にだけ咲いた凍った花
春を売って手にした紙をいっぱいにつめたカバンを持って 私は屋上にいた
何故だか知らないけど 私は屋上にいた
私が欲しがっていた紙を空へ投げたの
春の終わり 桜の花びらのように舞った
とてもとても綺麗に 空を泳いでいた
久しぶりに私も笑顔になったの 泳いでみたくなって空へ向かった
突然紅くなった
今までで一番気持ちいい

春を売った私は何も感じない振りをして 春を売ったの

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歌詞タイトル 「春を売った女」
公開日 2008/02/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
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