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「夢遊ー前編ー」
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作詞 souzou |
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無口うつぶせた首輪 内心はいつも劇場的で
夢遊ふらついた両足 言葉を忘れ遊歩道に
風をつくるライトにひかれ 混じった景色を眺めた
刺されて気づいた未来の地図に 生きたい過呼吸は続く
煙りの死者が手を握り 臭いだけ残し去っていく
吸い殻に古本燃やし
空き瓶の数を数え
パーティーを終わりにしたんだ
地面キスする鎖 アリが死骸を運ぶ場所で
目が覚める朝 時間の速度たどる
窓の透明ガラスにぶつかり 滲んだ血が出るまで歩いた
コンクリートの壁がある 薄暗い朝を見ていた
時計に速度を求め ビールは薄い味で
ベランダに転がる潰れたゴミを 遊具にして夜を待った
いつも昼間は穴をあけ どっか宇宙に飛んでいってしまう
お面をつける冷えきった顔 撫でた髪は抜け落ち見えなくなる
コンセントに水を注ぎ
飾った人形に火を入れて
パーティーを終わりにしたんだ
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