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「ヒステリック」
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作詞 souzou |
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消えるケムリを追いかける癖がついたのは
消えたアイツにどっかで憧れていたから
車の排気ガスや熱い料理でさえも開いた目でみて閉じていた
みんな夜になった白黒スーツ サ行が響く誰もが真ん中を譲りあう
掌で繋がる石を擦りこむ音は唱えた経に溶けていく
香る砂を焦がすのは家が焼かれる手前
どんな影が立たずまるのか其れすら分からず此処にいる
手持ち草を忍ばせて どこも見ないで目を開けた
生きた物体思い出し だけど形がわからずに 結局あきらめ余所に行く
何があるか知らないから そこにぼくも行きたいけれど
スープが冷えないうちは 乾いた喉ぼとけ濡らす
入り口は真近 けれども手首に傷はないぜ
ヒステリックな夜は あの娘を抱きしめる
歩く 歩く 歩く
知らない間に切れた傷 まだ生温かい血液水玉
濁った感触はロボットの気分 ベトベトして乾いている
きっとここから生まれたんだね 真っ赤なとこから生まれたんだね
地べた生えだす影が空を飛んで夜が来た
包まれたクズ星 今日は姿みせない
きっと死人が誰もいないんだろう 暗くたってそれならピース
何があるか知らないから そこにぼくも行きたいけど
まだまだ柔らかいうちは 硬いチューインガム噛み砕く
出口は不明 だからクスリは過剰摂取しないぜ
ヒステリックな夜は あの娘を抱きしめる
歩く 歩く 歩く
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