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「放浪」
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作詞 souzou |
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アイドルは漂う風に溺れないようしがみつき
何処にもいけないから卓上の見知らぬ世界で暇つぶし
ストロボラッシュに恐怖を抱き過剰なまでの営業スマイル
足音のエコーを恐がり時計の針を止めて時間のないおとぎの国へ
旅人はなびく風にされるがままに冒され 放浪という名の自由を感じるんだった
寂しさと一緒に時々やってくるアリの大群
振払う力はないから逃げるようにこの場所を発つ
泥水のシャワー浴びて矛盾の空は晴れた曇り空
心模様を映すチョーク字の落書き
誰かの息が欲しくなったら札束のバイキン投げれば春風が舞うだろう
紙ひこうきは冷えきったガソリンで踊りだし 異次元に続く虹色の夢路に着地
手と足が生えだし裸体でいることに羞恥をおぼえ
もう一度そら高く舞い上がり痛みない現実に旋回
遊ぼうよジプシー 空想めいた放浪のハーモニカが聞える土砂降りの砂漠
嘆こうよジプシー 孤独のなか話し相手がぬいぐるみだとしても
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