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疵。
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作詞 あいじ。 |
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時折痛む古傷も全て良い思い出
そんな気持ちになれた秋の空
風が吹き抜けた その時懐かしい匂いがした
大好きだった人 何気ないお洒落が一層憧れを強くして
手は繋がずに後ろを歩くのが好きだった
風に漂うあの人の香水に包まれながら歩くのが好きだった
走馬灯のように頭の中に蘇る記憶も素敵
そんな気持ちになれた秋の道
懐かしい曲が流れた ふと時の流れを感じた
大好きだった人 少しハスキーな声に何度胸を躍らせただろう
片方ずつのイヤフォンで聞くのが好きだった
肩を寄せ合い温もりが伝わるくらい近くに居れるのが好きだった
守られないと知っていてした約束
ゆびきりの意味は問わないと決めていた
期待は裏切られると知っていてした約束
ゆびおり待てどやはりあの人は戻って来なかった
頬を伝う温かなモノも今なら許せる
そんな気持ちになれた 秋の夜長
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