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哀しみのリャナンシー或いは復讐のラプンツェル
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作詞 詩亜 |
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出遭いという幕開きから…
貴方は何処へ落ちるのか知らない
緋色の緞帳が開いて…
私達は恋に堕ちたけど
――あと幾つ接吻(キス)をしたのなら
私は貴方を奈落へと誘うのかしら――
重ねた唇
銀の糸が千切れて…目の前には誰も居ない
重ねた言葉は嘘になっていくのね…
嗚呼…本当に、貴方を愛していました。
出遭いという幕開きから…
私は此処で歌い続けているの
緋色の緞帳が開いて…
貴方は髪を伝ってしまう
――あと幾つ接吻(キス)をしたのなら
貴方は私を奈落へと誘うのかしら――
重ねた身体は
いつか他の胎内(ところ)へ…目の前には誰も居ない
重ねた花弁(はなびら)
嘘で壊れそうなの…
嗚呼…本当に、貴方を愛していたのに。
咲き誇る薔薇は幾重にも花弁(ヴェール)を纏い
憎しみと愛しさを嘆くでしょう
あんなにも純粋に…
何一つ疑わずに…楽園にいられたのに
――あと幾つ陶酔(ゆめ)を見たのなら
私と貴方は別々に追われるのかしら――
重ねた身体は
いつか他の胎内(ところ)へ…目の前には誰も居ない
重ねた花弁(はなびら)
嘘で壊れそうなの…
嗚呼…本当に、貴方を愛していたのに。
重ねた唇
銀の糸が千切れて…目の前には誰も居ない
重ねた言葉は嘘になっていくのね…
嗚呼…本当に、貴方を愛していました。
緞帳が下りて暗闇の中ですら…貴方を――
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