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指先の恋
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作詞 菅田 正明 |
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キラキラの砂が並んで歩く
セピア色のパレード
横切る僕に見向きもしないで
もう少しで届きそうなスケッチの世界
だけどジャンプの仕方がわからない
君に気付いてほしくて大声で騒いでみる
底無し沼にあえて飛び込んだみたい
声さえもかけられない自分を恨んだりなんかして
知らぬ間にケガをしていた指先のような恋
気付いた瞬間痛みを覚え始める
気にすればするほど傷口は広がって
その隙間に君の面影がちらつく
バスの来ないバス停に立たずむ
モザイクの時刻表
それだけで満たされていたけど
人は求めずにはいられないって知って
余計に答えが見つからなくなった
壊れたファスナーからこぼれ出た涙蹴飛ばして
一人歩くこの道にいつの日か
肩寄せ合って笑って歩く二人がいればいいな
知らぬ間にケガをしていた指先のような恋
切なさより儚く愛しいほど哀しい
夏の陽射しが降り注ぐこの校庭で
しつこいくらいに君に想いを伝えたい
知らぬ間にケガをしていた指先のような恋
気付いた瞬間痛みを覚え始める
気にすればするほど傷口は広がって
その隙間に君の面影がちらつく
キラキラの砂と並んで歩く
二人だけのパレード
横切る僕らはまぼろしをみた
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