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ライアー
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作詞 菅田 正明 |
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こうやってぼやぼやしてる間にも
君は僕から離れていく
やるせないこれまでの日々を蹴散らして
湿った部屋を飛び出した
気が向かなければデートもキャンセル
「ちょっと忙しいんだ」なんてウソばらまいてた
君は笑って「じゃあまた今度」って
言葉の裏では泣いてるの知らないフリしてた
うそをついてた うそをついてた 無意識のうちに
君の事なんて気にかけずに
うそをついてた うそをついてた 自分だけを守るために
大きな声とわざとらしい仕草で
僕の不安を笑い飛ばしてくれる君を
もう一度僕のもとに
去年の誕生日には
わざわざ家にまで来てくれた
でも素直になれずうまく笑えず
結局君は一人で駈け出した
約束を破られると怒るくせに
自分は平気で約束を破ってた
雨に打たれて錆びた石像に
どこか僕に似た面影を見たのはなぜだろう?
うそをついてた うそをついてた 何も見えてなかった
君の事何もわかってなかった
うそをついてた うそをついてた 自分を見失ってた
いつだって右肩下がりの恋
誰もいない道を走り抜けていく夜
You are quite a distance from here.
辿り着いたこの路地
君は恥ずかしそうに僕を見て笑った
今までの事水に流して欲しい訳ではなく
本当の事を伝えたい
ほらこんなに息を切らしてここまで走って来たんだ
僕がどれだけ君を必要としているかわかるだろ?
うまくいかなくて 嫌気がさして めんどうになって
別れがこめかみをかすめたけど
知らない内に 支えられてた なんでもないような言葉で
うそをついてた うそをついてた でも今は違う
さぁ早く何か言わなくちゃ
憎たらしくて つよがりな 君が好きいつの日も
大きな声とわざとらしい仕草で
僕の迷いを笑い飛ばしてくれる君よ
もう一度僕のもとへ
もう一度僕のもとへ
夜は静かに更けてく
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