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狂い人よ、ただ踊れ
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作詞 勾凪風藍 |
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今宵は 宴を開きましょう
狂いも 静かも月光の下
貴方を 招くの この澱みへ
血混じる インクで招待状
蝙蝠の皮で 作りましょう
骨をバチに 小さな太鼓
夜陰に響いて
四十の時を刻むまで
踊り明かしたい
すべては成れの果て
狂気の残滓に溺れても
此処にいられる貴方が
恐ろしくも輝かしい
愚者の選択 一つは
逃避
朝日は 夢の続きかと
現も 目覚めて風に聞く
私を 独り残したまま
立ち退く 気配は幻に非ず
傍らの骨で 作りましょう
皮の持ち手 小さなナイフ
滴る 雫で
四十の時を刻むまで
来るのを待ちます
すべては罪と罰
柩の静けさ飲み干して
ふした瞼に映るは
死神すら不在の場所
賢者の選択 一つは
断絶
さぁ、嘲笑いなさい
大団円など望まない
基準は私
狂っているのは貴方
今日の宴は終わりましょう
静謐 狂気は永久に死なず
私を 独りにしてください
側には 貴方が無言で待つ
すべては成れの果て
狂気の残滓に溺れても
此処にいられる貴方が
恐ろしくも輝かしい
さぁ、置き去りにしてよ
此処に一人なら基準は
私になるの
邪魔と言ってるじゃない
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