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Pierrot
作詞 勾凪風藍
壊れかけのピエロは踊る
独壇場でただ一人
千切れかけの腕を振り上げ
それはきっと僕なのだろう



廃都市 瓦礫の山
素手で探って捜す隙間
埃被って黄ばむ生地の
色も飾りの人形

今宵も 待ち合わせて
来ない事は知ってる夜道
だけど辿る甘い思い
其処で交わした約束

果たされないなんて


壊れかけのピエロは踊る
独壇場で静謐と
崩れかけの世に振り向いて
それはきっと君なのだろう

手を差し出しても届かない
まるでドラマのようなワンシーン
悲しいね



漠然 陽炎的
日差し尽きて尚も暑い
地擦る風と昇る砂の
意義も飾りの茫漠

朝には 眠れる時
夜闇敷いて息を潜め
月を再度此処に迎え
声を響かせ届けと

掠れ声で歌う


壊れかけのピエロの涙
落花流水とくとくと
千切れかけの首で振り向き
それは間違いなく二人

手を振り払ってしまう
まるでドラマのようなワンシーン
虚しいよ



感情忘れたような目をして
座り込んで
黙って俯いているのだろうか?

野晒し色褪せたような記憶
崩壊して
何もかも消してしまうのかなぁ?



壊れかけのピエロは踊る
独壇場でただ一人)
千切れかけの腕を振り上げ
それはきっと僕なのだろう

壊れかけのピエロは踊る
独壇場で静謐と
崩れかけの世に振り向いて
それはきっと君なのだろう

痛みに耐えられないのなら
こんな下らないドラマ止めよう
そしてまた


繰り返さないよう

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歌詞タイトル Pierrot
公開日 2008/01/19
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 戯曲は何回演じられるのでしょうか?
勾凪風藍さんの情報













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