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Pierrot
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作詞 勾凪風藍 |
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壊れかけのピエロは踊る
独壇場でただ一人
千切れかけの腕を振り上げ
それはきっと僕なのだろう
廃都市 瓦礫の山
素手で探って捜す隙間
埃被って黄ばむ生地の
色も飾りの人形
今宵も 待ち合わせて
来ない事は知ってる夜道
だけど辿る甘い思い
其処で交わした約束
果たされないなんて
壊れかけのピエロは踊る
独壇場で静謐と
崩れかけの世に振り向いて
それはきっと君なのだろう
手を差し出しても届かない
まるでドラマのようなワンシーン
悲しいね
漠然 陽炎的
日差し尽きて尚も暑い
地擦る風と昇る砂の
意義も飾りの茫漠
朝には 眠れる時
夜闇敷いて息を潜め
月を再度此処に迎え
声を響かせ届けと
掠れ声で歌う
壊れかけのピエロの涙
落花流水とくとくと
千切れかけの首で振り向き
それは間違いなく二人
手を振り払ってしまう
まるでドラマのようなワンシーン
虚しいよ
感情忘れたような目をして
座り込んで
黙って俯いているのだろうか?
野晒し色褪せたような記憶
崩壊して
何もかも消してしまうのかなぁ?
壊れかけのピエロは踊る
独壇場でただ一人)
千切れかけの腕を振り上げ
それはきっと僕なのだろう
壊れかけのピエロは踊る
独壇場で静謐と
崩れかけの世に振り向いて
それはきっと君なのだろう
痛みに耐えられないのなら
こんな下らないドラマ止めよう
そしてまた
繰り返さないよう
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