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破れた未来図
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作詞 さとみ∞ |
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小さな掌の上に広げた たった一つの未来図
捜し求めてたものが見えなくて もどかしい思いどうすればいいと思う?
咲き乱れたあの白い花はもう枯れた 言葉にならぬ悲しさ
どう処理すればいいかな?
時計の針は進み 僕の心も澄んでいき 思い出など全て自然と消えてしまう
君との記憶さえも 振り返ってはいけないと 自ら壁を作ってたんだ
愛されたいと思えば思うほどに 人と言う存在が邪魔をする
手をのばせばきっと 叶うはずの願いはもう 脆く崩れていく
さよならをすれば 後戻りはできない 悴んだその手 僕は握れなかった
声には出せない 心の叫びを代わりに 涙が伝う
窮屈な毎日の中で 見つけたのは静寂の底
望みのない未来に 僕は時々唾を吐くけど 後悔ばかりしてるんだ
晴れた空を見上げれば 一つ一つの雲が 流れては消えていく
まるで 僕の気持ちのように
一心不乱に投げ出した現状 全てが偽善で固められた世界のように聞こえて
僕は耳を塞ぐけど 木霊する君の声 「気づいて」
伝えたい思い 一言だけなのに 感情が不純が 反抗する
簡単なことで それなりに難しいことがあるのは 今僕たちが生きてるから
霧の向こう 閉ざされた君の心 救ってあげたいけど もう僕は
諦めてしまった 立ち止まってしまった 泣きたいのに
「僕を愛してたのに嘘はない?」
儚い 孤独さえも打ち破いて
君は微笑みながら
「判らなかったの?」
愛されたいと思えば思うほどに 人と言う存在が邪魔をする
手をのばせばきっと 叶うはずの願いはもう 脆く崩れていく
さよならをすれば 後戻りはできない 悴んだその手 僕は握れなかった
声には出せない 心の叫びを代わりに 涙が伝う
消えていく鼓動 幼い君の笑顔 全部
あの日に忘れてしまった
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