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眠り王子
作詞 violet
(A)
とある国生まれた王子
可愛らしいお姿に皆癒される
昔からこの国に住む魔女は
その美しさに嫉妬した

(A)
ある日王子の目の前に
現れた可愛らしいお姫様
王子は姫に恋をした
それを知った魔女は息が詰まった

(B)
嗚呼、麗しき王子よ
私を乱すのはやめなさい
さあ 呪いをかけてしまいましょう

(★)
翌朝王子は目覚めない
あの魔女が呪いをかけたからです
「何故できなかった?」
魔女は王子の死を願ったのに
殺せない自分を罵った


(A)
王子はただただ眠ってる
運命の相手に出逢うまで
ならばずっと目覚めぬようにと
茨で城を創り上げた

(B)
嗚呼、麗しき王子よ
あの姫がお前の待ち人か?
ざわつく胸に嫌気がさした

(★)
永くを生きるこの魔女は
この感情の名前知らない
「いい気分だ」
自分だけのモノになった王子に
優しく微笑む魔女がいた


(C)
柔らかい髪にさわったとき
不意に王子が寝言を言った
何故か魔女は悲しくなった
王子はあの姫を呼んだから

(★)
魔女は自ら姫を尋ねて
その手で姫を消し去り呟く
「王子が憎い」
王子が見ている永い夢には
魔女は出てきていなかった

(★)
茨に囲まれ眠る王子
静かな寝顔を見ながら囁く
「あなたが憎い」
いつでも心に映っている
王子を誰にもやりたくなかった
私を見て、と何故か思った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 眠り王子
公開日 2010/04/26
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント ファンタジーにしようと思って書いてみました。

姫←王子←魔女なかんじです。でもみんな片思い・・・
王子に一目ぼれしたけど、自覚皆無で、王子の言動に一喜一憂してしまい、憎い・・・と思っちゃう魔女、なんてちょっと無茶な設定で書きました。
最後の方でちょっとだけ、自分の思いを自覚した・・・・・はず!

ここまで読んでいただけてありあとうございました!!
violetさんの情報













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