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音と闇
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作詞 山本秀一 |
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音の段
流れるメロディ
ピアノの声
弾む足の音色
幾つもの楽譜の山に
埋もれて歪んでいった
踊り子の魂
詩人の響く声
たくさんの音が生まれて
世界を包んでいく
人々は音に支配され
病んでいく 腐っていく
もう何も聞こえやしない
狂った詩人の声のように
光の段
溢れる太陽
小鳥の鳴く
晴れた朝の欠片達
幾つもの朝焼けの眼
瞑った先の世界に
黒い太陽
銀色の月の影
たくさんの闇が生まれて
未来を導いていく
人々は闇に支配され
溶けていく 沈んでいく
もう何も見えやしない
歪んだ天使の翼のように
たくさんの音が生まれて
世界を包んでいく
人々は音に支配され
病んでいく 腐っていく
壊れて滅んで堕ちて死ぬ
もう何も聞こえやしない
狂った詩人の声のように
もう何も見えやしない
歪んだ天使の瞳のように
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