|
|
|
タンポポ
|
作詞 婁音 |
|
一つの小さな恋でさえ
まだ子供だから
どうせ終わるからって
いつもどこか逃げている
今恋をしたって
偽りの愛にしかならない
でもあなたは
「お前を愛してたい」と
暗闇に包まれた大きな穴から
私の小さな心を拾い上げ
優しく笑った
愛してるって
あなたに言われるたびに
きっと愛は深まっていくけど
いつかこの愛も堕ちる
でもあなたとずっとずっと
一緒に居たいって想えた
倒れたタンポポは私にせせら笑った
人に愛される事が
どんなに幸せか
愛すべき人と分かち合う事が
本当の愛の絆なのだろう
例え今が全て
将来に繋がらなくて
ただ終わるだけの恋だって
あなたに愛された事
今の愛は本当の愛
一生の思い出になるね
季節外れのタンポポが空を仰いだ
愛してるって
あなたに言われるたびに
今を忘れてあなたを
ずっと愛していたい
例えこの愛が
枯れて朽ちてしまっても
そっと明るく生きている
タンポポみたいに
また新しい愛を見つけて
笑って生きれたらいいね
タンポポは遠い目をして囁いた
いつまでもお幸せに と。
|
|
|