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御伽噺愚弄症
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作詞 百鬼 蜈蚣丸 |
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今までのボクは 灰被り姫?
嫌われ嗤われ生きてきたけど
今生きるボクは 杭刺さり夢
ずっとこの先束縛されて
だから一瞬の自由が好きさ
母愛(アイ)知らぬボクは 愛求む声
やっと是から自由になれて
だから瞬間の束縛好む
毒の林檎を食べて死のうよ
きっと死体好きの王子様が来る
虚しい夢ほどキラキラ輝く
さあさ、この胸に接吻(クチヅケ)をおし
いつか嗄れてく御伽噺なら
愛でてやらないこともないけど
兎追いかける夢見少女なら
唾を吐きかけて罵ってやる
女王に捕まり 裁判かけられ
そのままぶっ殺されて終わっちゃいな
人の夢なんてただの妄想だ
心に宿すのは信念でいい
今生きるボクは 罪犯し姫?
愛され甘えて生きてきたけど
今思う、ボクは 空帰る羽
そうさこの身は櫻花となりて
いつか目映く散華と散るさ
薔薇のお城でずっと眠ろう
きっと気が狂った王子様が来る
馬鹿げた嘘ほどブクブク湧き出す
さあさ、血眼で探して御覧
すでに腐った御伽噺なら
笑いながらも読んでやるけど
人間愛した馬鹿な人魚など
跪かせて嘲笑ってやる
王妃に見つかり 半身汚され
そのままぶった切られて食われちゃいな
物語なんてただの妄想だ
心に刻むのは忠誠でいい
きっと消え行く御伽噺なら
とても一途な話なんだろう
愛に愛されて殺される姫と
姫を愛し過ぎ殺す王子の
いつか涸れ逝く御伽噺なら
ボクの愛読書にしてあげよう
夢を追い求む夢見少女など
唾を吐きかけて蔑んでやる
女王に見つかり 裁判かけられ
そのままぶっ殺されて終わっちゃいな
君を愛してはただ想うんだよ
心に潜むのは神風でいいと
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