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全てを包む母でありたい
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作詞 百鬼 蜈蚣丸 |
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この世界はいつまでも矛盾で
人を孤独にさせるのが得意
孤独がもっとも寂しいものと
誰もがわかっているはずなのに
この私の腕で貴方を抱けますか
私は永い間を生きた身です
孤独を何より知っているつもり
もしもソレが間違いであろうと
私は貴方を母のような優しさで
抱きしめることが出来ますか?
よろこぶあなたを見るのが好きです
あなたの笑顔とその笑い声が
ただ見ているだけでも幸せでした
おこったあなたを見るのも好きです
思いを告げてるその強い声が
ただ聞いているだけで嬉しいのです
人は良いですね 死が訪って
人は死ぬから美しく生きる
永久の生など望むものではない
いつか消えてしまう貴方のことを
全ての母として抱きたい私
幾許もの死を見てきた私は
死を見たくないと思ったのです
でも知りました
死が在るからこそ貴方が美しく
気高い笑顔を誇れるのだと
永く生きた私など
死の美しさを語れませんが
生きることの寂しさと喜びは
誰よりも知っていると
勝手に、思っているのです
こんな人でも良かったら
どうかお母さんと呼んでください
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