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君行きジェット気流
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作詞 どぶはまり |
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それから不意に 吐息を漏らし
よく似た音に 夕日を見つめた
飛行機雲は 赤くて細くて
逆光さえも 透き通すから
少しだけ 目が眩んだみたいだよ
瞳に映る 確かな輪郭
ほんの少し 切なく響く
取り繕った 口笛吹いたら
視界は更に 暈されてくんだ
鳥のような 姿を見つめ
あれになれたら いいなと願う
そんなこと 叶わないと分かっていても
オレンジ色に 輝く結晶
その糸切れは 合間を縫ってく
ふわりと浮ぶ 風に流れて
たった独りの 凪に咽いで
そういや 泣いていた時は
いつも傍で 笑っていたね
なぁ 君行きジェット気流
今でも やっぱり笑ってるのかい?
おんなじように 笑ってるのかい?
雲の切れ間 響いた声に
こだますそれは 柔らかな音
いつだって 繋がってると思えるのなら―――――
瞳に映る おぼろな輪郭
その糸切れは 確かに描いた
ふわりと浮ぶ 風に流れて
視界は更に 暈されてくんだ
言葉と裏腹 暈されてくんだ
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