|
|
|
孤撞
|
作詞 どぶはまり |
|
君の心臓は突かれたよ
脆く折れた秒針に
そのあと響いたのは
棒読みな心電図
ブルーな顔で奏でてたろう
明日に形を残せるかって
似つかない音色さ
例えば僕の残り時間が
君より少し長いとしても
神妙な顔は難しかった
でも歌い残しがあったから
せめて続けたいんだ
あの時僕が生きる世界に
君だけ独り立ち止まるから
神妙な顔は崩れたんだよ
でも歌い残しを伝えたい
宇宙が地球が人の誰もが
そして時間が
刻んだ音を忘れぬように
僕の心臓が奏でてる
脆く伸びた秒針は
いつまで響くのだろう
そんなこと知らないけど
セピアな顔を思い出すから
未来に軌跡を残したいんだ
似合わない祈りで
例えば二人生きた時代は
歴史の一つに残せるのかな
神妙な顔の肖像画でさ
ほら歌い鳴らした証明を
せめて 飾りたいから
あの時僕が生きる世界に
君だけ独り立ち止まるけど
泣き顔でもいい 続けたいんだよ
ただ君がいた その頃に
聴いていた鼓動の鐘
皆の心で撞き続けるから
永久を信じて
|
|
|