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ベルセウスが降る日
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作詞 どぶはまり |
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ベルセウスが 降る時を
炭酸水 飲みながら
虚ろな瞳で 眺めている
流れる星を 数えるため
ベルセウスが 降る夜は
星座板 手に持って
虚ろな明日を 考えている
流れた日々を 数えながら
天頂定めた ボールペンなら
ポケットの中 しまっている
ラベルの裏に今 書き記すよ
伝えたかった あのフレーズ
君の元へ 届けたいんだ
たった一つ この言葉を
空になった ペットボトル
抱きしめながら 考えている
ベルセウスが 降る夏に
落ちたのは 星じゃない
虚ろな体を 思い出しては
流れる声を 堪えながら
柔らかな手も 細い声も
ポケットの中 握っている
ラベルの裏にただ 書き記すよ
伝えなかった あのフレーズ
君へこれを 送りたいんだ
たった一つ この言葉を
閉じ込めた レターボトル
願ったままに 飛んでいったら
そんなこと
繰り返し
願っては
ペットボトル
ロケットを
夜空の巡りを 真似るように
時計は針を廻すんだ
太陽が僕の陰を 焼くまでに
幾つの光 見つけられる?
君の元へ 飛ばしたいんだ
たった一つ それでいいから
星になった ペットボトル
願ってずっと 飛ばし続けて
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