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おとなのアート
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作詞 どぶはまり |
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少し ホコリを払ったら
拙い筆跡 僕の名前
そういえば このキャンバス
夢を描いた って思い出して
まだ幼くて まだ無邪気で
懐かしんだら 老け込んだ気になって
カビたクレヨン やけた画用紙
模写でもしたら あの頃に戻れるかな
やろうとして 気付いたんだ
僕もきっと 汚れすぎた
きっと 上手くはなかった
図画工作とか 美術だとか
だからこそ 違えたのかな
夢をなぞった はずだった
ただ幼くて ただ無邪気で
迷いもないまま 正しいと信じていた
僕はクレヨン 描く画用紙
模写を続けて この場所に迷いついた
辿ったはずの 幼い理想
僕はきっと 離れすぎた
間違えだらけを描き続けた
その線上に僕は立ってる
ただ幼くて ただ無邪気で
その時だけは 正しいと信じていた
何時の間にか おとなのアート
気づいたら 幼き日々とは 違う筆跡
少し目をやる 明日のほう
残る空白は どの位
大人になってく 僕に
あと どの位 描く場所はあるだろう
そこに僕が なぞるのは
また新しい 未来予想図
カビたクレヨン 描く画用紙
模写をしたって 同じにはならなくて
辿ったはずの 幼い理想
そしてきっと 違えすぎた
僕はクレヨン やけた画用紙
模写は同じに ならなかったんだ
だけど続きは 描けるんだよ
どんな場所でも 幾らかなら
何時の間にか おとなのアート
決めたんだ 幼き日々より 綺麗に描くよ
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