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なき虫
作詞 どぶはまり
真夏の日記帳 埋め尽くせないページ
そうやって 冴えない日々を痛感してく
上手く 言葉も紡げない最近は
投げかける人さえ もう居ない

古いインクの匂い 君の香り
ささやかな日々に 共通項を 探したくて

振り向けば「あの頃は良かった」
全て 一言だけで片付くのに
微熱を帯びた頃 見ていた夢は
大きくないた 小さな蛍


ひととせを巡った この場所の風に
窓際で見つめた花火の 映像を想う
きっと あの時散っていた光には
僕という虫が 混じってた

輝いていても すぐに終わる
あざやかな日々を 独り眺め 忘れたくて

振り向けば「あの頃のように」
そんな 後悔だけが続いてゆく
微熱を帯びた頃 見ていた夢に
大きくないた 小さな蛍


空を照らせば 戻れない そう知ったんだ
手の内に眠らせていた 思いの丈は
僕のページに合わなくて

全ては夢だったよ 君のことも
滲んだインクを 破り捨てて 空に逃がして


真夏の日記帳 埋め尽くせないページ
そうやって 冴えない日々を消化してく

振り向けば「あの頃のままさ」
そんな 言葉だけが通じないんだ
微熱が冷めた頃 分かった現実

風に乗れ 遠くへと飛んでけ
せめて 最後ならば綺麗なまま
忘れられなくとも 輝いた日々を笑えたら
大きくなこう 小さな蛍

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル なき虫
公開日 2007/05/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 虫が啼く。泣く。
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