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蝶
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作詞 清楽 |
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愛されたいなんて思い過ごしだったのね
窓ごしに笑ったあなたに
また朝が訪れても
アナタでなければ意味が無い事に
変わりは無いのだと気付いても
あなたのたてる寝息は
私が横にいることなど関係なくて
無邪気すぎて 悲しくなるの
いつか気づいてなんて思い過ごしだったのね
わたしがいなくても
あなたの時間は流れてく
私の代わりなどいくらでもいるのに
どうぞお好きなように
あなたという蝶
暗闇でしか生きられない蝶
音もない空間で静かに
さあ嘘という美しい粉を振りまいて
はっとするほどのきらめきで
指先まで痺れるくらいの
耳元で甘く囁かないで最愛
卑怯で繊細な
あなたの歌声
この時ばかりはと 私の肌は色づくの
この世のすべてを抑えて
蝶は次の花へと
甘い匂いに誘われて
決して日の目を浴びることなどなくとも
それこそがあなたの生きる輝き
ならば私は暗闇に咲く花になる
1人でも生き続ける花に・・・
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