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美しい仮面
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作詞 柚子‡ |
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木々の梢から
優しい唄が聴こえる
世界に満ちた憎しみや怒り
全部燃やしてしまいそうなほど
あの日紅い炎に包まれ
鮮やかに踊った翼が
静かに燻る
空は
世界が眠るとき
美しい仮面を剥がす
人は
あまい 麻薬に中り
甘美なる幻想に浸る
嘘にも真実(まこと)が混ざってる、なんて
闇の彼方へと
冷たい水が滴り
僕らが此処に生れ落ちたのは
罪を滅ぼす為だと教える
それが例え虚構だとしても
秘やかな涙のしずくが
絶える事はない
鳥は
全てが堕ちるとき
本当の姿を見せる
蟲は
神の 言葉に背き
幽玄なる理想に果てる
死の火がこの地に迫っても、ずっと
過去は
愛こそ無いけれど
労しき翅を尊ぶ
未来(あす)は
脆い 歴史の上で
愚かにも楼閣となる
死す日がこの身に迫ってく
空は
世界が眠るとき
美しい仮面を剥がす
僕は
あまい 麻薬に中り
甘美なる妄想に浸る
嘘にも真実が混ざってる、から
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