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咆哮
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作詞 柚子‡ |
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目覚めたる夜の終焉の声
仄蒼き月光を纏い
目覚めたる鳥の春告の唄
神の剣で貫き給え
我が胸に満つ闇の薄氷を
死の芳香さえ隠す指先で
現世の孤独を 蜜月も凌ぐ光に変えよ
眠り 又も喘ぐ極楽と
墜ちて 尚も悶える恐怖
幾年の時を超え
想い出すのだろう
目覚めたる夜の濫觴の声
仄蒼き月光を隠し
羽撃いた鳥の春告の唄
息を潜める者たちよ 黎明を見よ、と
暗き望みよ 飛立ち給え
我が胸に潜む 闇を連れ去って
血の描く罪を抱いたその腕は
数多の孤独を 極彩も凌ぐ夢へ導く
愛は 永久に続くと知れど
消えぬ憂いは 然有らぬ物か
蹲り地に埋もれ
やがて気付くだろう
奪い合う恋は形骸の恋
仄紅き月の贈り物
目映い星の慟哭の声
息を潜める神たちよ 太陽を見よ、と
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