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薔薇の翼を持つ怪鳥
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作詞 柚子‡ |
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イカレちまいそうなほど
欲しいものなら
幾らでも 何度でも
偽ってやればいい
忌まわしい囁きが
わたしに向かうその前に
この爪は 純粋すぎる血で染まる
薔薇の翼を持つ怪鳥が
生まれると云う海の底
冷たい炎が 確実に迫ってく
白い泡を焼き尽くしながら
黒い泡を産み落としながら
喰われ逝くは魂か
虚偽の仮面か
一雫 透明な
涙が 滴ったら
未来さえ意味を無くし
あなたは向かい風の中
怖いだろう? 残酷すぎる声を聴く
百合の花弁を摘む指先が
開闢以来の悪を知る
優しく墜として 極楽は其処に在る
紅い星に惑わされながら
蒼い星に縛り付けられて
わたしは宛ら殺戮の神よ
さあ 抗うが良いだろう
されば天は裁きを与えん
薔薇の翼を持つ怪鳥が
生まれると云う海の底
冷たい炎が 確実に迫ってく
白い泡を焼き尽くしながら
黒い泡を産み落としながら
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