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赤いマフラー
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作詞 猛虎・李・大将 |
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イルミネーション輝く12月
街はもうクリスマス一色で
君を待つ僕はその中にいた
しきりに時計を気にする僕をよそに
君は後ろから僕をおどかした
午後6時
気温は低いし雪も降っていて
君の頭には雪が積もってた
「帽子みたい」とからかう僕に
照れ笑いする君の姿
歩きだす僕ら
少し早めのプレゼントもいいよねと
君らしい言葉がどうしようもなく可愛く思えた
時間も過ぎ やがて別れの時
何やらニヤリと不適な笑みをうかべて
意味深な言葉をのこして君は手を振った
「きっと家に帰れば驚くよ」
いつもなら何事もなく開ける扉
緊張しつつも焦っていた
中にはいつもの風景
ソファーの上の箱以外は
リボンを解いて箱を開ける
汗ばむ掌 彼女の不適な笑みが思い出された
僕は驚いた
少し早めのプレゼントもいいよね
僕に似合うはずのない色
何を考えてるんだと呆れて
だけども無性に嬉しくて
もう一度彼女の笑みを思い出す僕だった
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