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コントラスト
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作詞 藍子 |
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歳数え 上弦の月
薄ぼやけたその綺麗さに僕は何度も空を見上げた
そうさ スクリーンに映る数字に
僕は君との“共にいた時間”をやっと確かめた
生意気に僕ら強がって将来の話をしてたね
本当は不安で怖がってたはずなのに
なんだかどれも心地良くて…
僕の右隣にはいつも手を差し伸べる君がいた
君はどんな時もまっすぐで怖いものなんかなかったね
歳重ね 眩い朝
僕は自分が冷たい人間だって知ってた
涙が悔しい時や悲しい時にしか出ないんだよ
だからいつも純粋な人を、正反対の人間を探してた
でもかまってほしいのに自分が傷付くのが嫌で
いつかの誰かを待ち、そうして君に出会ったんだ
凍えそうないつかの夜も悩み打ち明けたあの夏の日も
笑い合う今日には勝てなくて
ずっと一緒なんて台詞も君のため…
君のために…
ねぇ 僕は支えになれたかな?君のためになれたかな?
甘えてたのは、寂しがってたのは、僕だったんだ
君の初めての「愛してる」が僕のものじゃないからって
涙を流すのはもう止めるよ 君を誰よりも想うから
歳数え 上弦の月
ひとつ歩く度にコントラストになる
沈むようで 明けるようで
僕と君が離れていくのをそっと見下ろしている
別れの瞬間はいつも君の顔が見れないよ
だから、今はただ傍にいて
これが夢だなんて思わせないでいて
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