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私のための歌
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作詞 暗闇族 |
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朝もやの中を歩いていると
なぜか振り返るのが怖くなって
ほら またひとり私が私を捨てている
何年も一年を繰り返してきたの
その中のどれがホントの私なんだろう
「何も知らないくせに」と言えば
「そうだよ」と返されて
幼い私が泣きじゃくる
そしてまた 横で笑う私がいるの
朝焼けの色に悩んでいると
いつも出会うあなたが気になって
ねえ どこ行くの?私は私を呼び止める
何度も言葉を重ねてきたの
その中にいくつホントの私がいたんだろう
草むらで鳴いた黒猫に
「そろそろいいんじゃない?」と言われ
ほら またひとり私が私を甘やかす
「何も知らないくせに」と言えば
「そうだよ」と返されて
幼い私が泣きじゃくる
そしてまた 横で笑う私が言うの
「つまり私は私でいたいのよ」
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