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夜を溜めながら
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作詞 暗闇族 |
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雨音は気が付かないくらいに小さくて
この部屋中 染み渡る夜に埋もれてた
境目はひどく切なくて
いつも私を困らせる 季節の終わり
溜め込んでいた気持ちに告げられた
優しい悲しさは
冷たいよりも辛いから
突き放して欲しかった
昨日の夜にまだ 捕らわれている
降り止まない雨は瞳を滑り落ち
この部屋中 染み込む闇は濡らされた
明け方の色は虚しくて
いつも私は逃げていた 現が怖い
溜め込んでいた気持ちが怯えてる
寂しい温もりは
冷たいよりも痛いから
触れないで欲しかった
今日の夜にまた 捕らわれてゆく
出来るだけ残酷に慰めてくれたら
恨みを抱くことも出来たのに
それすらもさせてくれないのなら
愛しい感情に
溺れて息を止めるまで
側にいて欲しかった
明日の夜にまた 手招きされる
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