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雪虫
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作詞 huit |
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寒がりな心が厚着したがるのは 冬のせいじゃないってわかっているけれど
臆病な言葉がやけに着込むのは 君のせいじゃないって言ってやりたいけれど
こまった事に僕が僕を裏切って君の味方をする
いつの間にかこんなに無防備に 窓は開け放たれていて
ふと迷い込んだ雪虫が今夜も まぶたの裏をちらついて 眠れないよ
かじかんだ両手に手袋をはめても こしらえる雪玉 凸凹なのばかり
本当は、ぶつけてみたかった いつの間にか溶けてなくなった
情けないけれど羨ましいよ 世界で一番最初の雪が 先陣を切ったときの、その勇気が
アスファルトに染みだけでも残せたらなぁ
いつの間にかこんなに多くの雪虫が街を淡く染める 誰の肩でその羽を休めるの?
春が来ればさよならだね わかっているけれど
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