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黒猫が歩く夜に
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作詞 Y.K |
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目が覚めると外は明るかった
また会えなかったんだね 退屈な今日が始まっていく
いつも通りの路上に車を走らす
サングラス越しの景色に入る人影に
どうしてかな
君を挿入してしまう
嫌でも自分を蔑んでしまうよ
あの笑顔に僕はまだ囚われているなんて考えると
まるで孤独になってしまう
時計は止まったまま
でも僕は進まなきゃいけなかった
一匹の猫が歩いているよ 行く当てのない自由な子猫
黒服の列にひっそりと加わった
彼らを包む音色に合わせて猫が呟く “生きるとはこういう事さ”
夜はそれでも明けていく
目が覚めると外は穏やかだった
また会えなかったんだなぁ 退屈な今日はもうたくさんだ
気分転換に泳ぎに出てみる
透き通った水に顔をうずめると
君を感じたよ
一体何がそうさせたのかな
ともかく僕の鼓動は激しく高鳴って
もっともっと君に会いたくなったよ
もう一人でいるのは嫌なんだ
でも本能は僕を押さえ込んで
君との出会いを許さなかった
目が覚めると僕は一人じゃなかった
...また会えなかったけど 明日から何か変わりそうだ
一匹の猫が見上げているよ たくさんの命が輝く星空
男の背中にそっと寄り添った
彼の想いに呼応して猫の声が優しく響く “さよなら、また会う日まで”
夜がゆっくり明けていく
君と出会う日へ近づいていく
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