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雨道
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作詞 Mary |
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白すぎる街灯の光 薄いでも強い黒い影
追いかけて追い越して溶けてゆく 夏の準備を始めた 今の匂いに
重なる離れる あなた あの日 今日の何もできないあたし
突然に落ちてきた 今閉じ込めた小さな粒
空に手を伸ばして この細い指小さな手のひらでも
包めるものがあるならと想う
アスファルトに落とす星 星の欠片
砂埃の舞うグラウンド 淡いでも強い瞳
手を伸ばし手を放し滲んでく 今、並べた足音を 後ろに聞いた
落ちる揺れる あの子 あの陽 今日に触れて壊したあたし
はり付いて陽に光る 今指伝う小さな粒
風に手を浸して あの細い肩あなたの広い背中を
包んで寄り添っていてと歌う
白いシャツに染みた星 星の欠片
昨日に戻ることはできなくて 明日に急ぐこともできなくて
今日もまっすぐ見つめられずに
でも触れた肩の温度は あの子と帰った道は
きっと本当 汗が滲む腕 張り上げた声も
きっと いつまでも
突然に落ちてきた 今こぼれてく小さな粒
空に手を伸ばして この細い指小さな手のひらでも
包めるものがあるならと想う
陽が射して光る星 星の欠片
きっと 今日と明日つなぐ星 星の欠片
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