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ねがい −反戦歌−
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作詞 a r k |
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街は荒れ 空は枯れ 大地はひび割れる
残った物は少女の白い腕 空気には満ちた紅の雫の匂い
そこに少年は立たずんだ その灰色に濁った目は何を見つめる
人間の惨たらしい手で作り上げた虚像は何なのか
悲しみ。 憎しみ。 争い。 怒り。
夜空は死んだ 花は死んだ 町は死んだ 人間は死んだ 何もかもが死んだ
その世界に生ける自信がない少年は 炎の中へ飛び込んだ
その虚無で溢れた目には何を見つめていたのか
争いがもたらした悲しみは 何に繋がるのか
疑問に生きた少年は 炎の中で思った
自分達の世界に 自分達が居なければ どれくらいに世界は平和だろう・・・・・・・と
次に生まれ変わる時は 美しい世界でありますように・・・・・・・と
ある筈もない夢を持って・・・・・・・・
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