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snow drop
作詞 カキア
雪の中をひたすら歩く 白い吐息が宙を舞う
肩に雪が積もり始めるが 誰もはらってはくれない
そばには誰もいない事を 象徴するように降り積もる
かじかんでいて手がすべる ただ温めればいいけど
温めてくれる君はすでに 手からすべりおちていた
全てすべりおちてしまって 僕の手には何も残っていなかった

下を向いてた僕の目に 飛び込んできた白い花
僕は瞬時に思い出す 君が好きな花だと思い出す

うなだれて見える白い花は あんなにきれいなのに
うなだれて歩く人間は 何て無様なのだろう
涙でにごった僕の心は きれいにはならないけど
花よ どうか前を向いてくれ


花屋の店先に並んでる 白い花弁のユキノハナ
忘れ雪が消えていくなか 凛と咲き誇っている
春はもうすぐそこなのだと 教えてくれるように笑ってる

名前は聞いたことがあるけど 僕は忘れてしまっていた
けれどなぜか覚えていた 君が教えてくれた花言葉

希望という言葉を持つ花は あんなに凛々しいのに
希望を作れる人間は 何ていくじないのだろう
君にただ一言言えなく 僕の隣に君はいないけど
花よ どうか咲き続けてくれ


雪がどんどん消えていく 君との思い出も消えていく
僕はそれが悲しくて ユキノハナを買っていた
慰めというユキノハナ 友情というユキノハナ
最後の花弁が散った時 春が来たのだと知った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル snow drop
公開日 2008/03/12
ジャンル ロック
カテゴリ
コメント 「snow drop」という花について書いてみました。感想や批評をお願いします。
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