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おぼろ月夜
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作詞 カキア |
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君に会えない日の夜は 必ず夢に君がでてきたのだけれど
いつしか君の姿を忘れ おぼろ月のように
夢からかすんで 消えていってしまった
もう会えないのなら 夢の中ぐらい会わせてよと
僕は僕に言った
暗闇が襲う夜は 怖くて一人じゃ眠れないから
君がそばにいてほしいと いつも心で祈ってるけど
僕の声はもう 君に届かないから 届きそうもないから
月を眺めて 朝を待つんだよ
涙で月がかすんで 消えた
君への言葉と一緒に 消えた
出会いと別れの季節が来たと 僕は今さらながら気づいてしまった
君と出会った季節も 君と別れた季節も
おぼろ月を見た季節も 一緒だった
冷たい風にのり たくさんの花の香りと共に
君の香りがした
桜が咲き誇る夜は 君を思いだしてしまうから
君とまた愛しあいたいと 心震わせ叫ぶけど
僕の心はもう 君に伝えられないから 伝えられそうもないから
桜花を眺めて 君を待つんだよ
桜の花びらひとひら 散った
君への想いと一緒に 散った
月はかすみ 桜は散る 君は涙と 共に流れる
おぼろ月が出る夜は 愛しい人を思いだすから
どうかそのままかすんでて 泣いていると思いたくないから
僕の涙はもう 枯れていくだろう 枯れていってはくれないか
月を眺めて 明日を待つから
最後の涙が流れて 落ちた
桜の花びらと一緒に 落ちた
おぼろ月がかすんで 消えた 君の笑顔と一緒に 消えた
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