|
|
|
あの人は多分桜だった
|
作詞 ミキ コズエ |
|
香りに振り向いた あなたがいた気がして
そうだね いるはずないのに
やわらかくてきれいで だからこそいつもそう
触れると 傷つけてしまいそうで
勇気がなかっただけなのに 言い訳ばかり
そう あなたは こんな花みたいに
いつしか 消えてしまうんだ
忘れたくない 季節が巡っても
いつまでも 忘れたくないのに
たまに あなたを想わずに 笑える
傷が癒えなければ 生きてはいけないけれど
あなたは 少し優しすぎる
醜い自分を知ってしまって 怖かったんだ
そう あなたは 花が散るより早く
痛みにも 笑っていたから
たぶんきっと 美しすぎたんだ
僕の手は あなたを壊してしまう
もう桜が散っている
いつかまた咲くはずなのに 哀しいんだ
そう あなたは こんな花みたいに
いつしか 消えてしまうんだ
忘れたくない 季節が巡っても
いつまでも 忘れたくないのに
たまに あなたを想わずに 笑える
花がいつか生まれ変わるように
あなたが思い出になっていく
忘れたくないけれど 忘れていく
|
|
|