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涙腺前線
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作詞 袋 |
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ただの愚痴でさえもあなたは泣いてみせる
その涙腺に問いかける
今お前は誰のために手元の弦を引っ張って
あの気持ちを奏でたの
せめて人のために泣くことが悪いとは言わないけれど
僕のために泣くのはやめようよ
振り回した言葉で未来を殴りはじめてる
少なくとも心は迷走を続けてるんだ
38万km先さえ見えないならば
もうどうなってもいい
いつしか慰めるのは僕に変わってたけど
この涙腺に問いかけた
今お前は弦を引いたの? 触れていないというのなら
これはただの故障だね
せめて自分のためだけに泣けとは言わないけれど
なぜか僕も瞼が震えるよ
取り乱した目線の上に広がる未来なら
少なくともその身は走り出してるんだ
1億5000万km先の白ならば
届くような気がしたんだ
振り回した言葉で過去から逃げ去る
多かれ少なかれ心は止まりそうもない
対称と言ってくれるなら僕は影のままでいい
もうこの際、弱いままでいい
珍しく自分を肯定したような気分になった
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